大豆の品種に『よなよ』という豆がある
大豆の品種で『よなよ』という品種があります。
この大豆の名前の由来は
『あまりにも美味しいから嫁(=よそもん)にいうなよ』
から来ました。
新潟地方の地大豆で
50年ほど前までは普通にどこの農家さんも
栽培されていた。
枝豆にすると
非常に大豆の旨味が強く、
あとをひく美味しさです。
ついついパクパクと頂いてしまいます。
『よなよ』という豆はだだ茶豆の栽培ブームによって絶滅した
枝豆の代名詞ともいえる
『だだ茶豆』
新潟地方も『だだ茶豆』の
栽培ブームが起きました。
そして、
今まで栽培されていた『よなよ』を栽培しなくなり
高く売れる『だだ茶豆』がメインになりました。
『よなよ』の大豆を求めて新潟まで
『よなよ』の大豆がどうしても手に入れたい…。
好奇心旺盛なマルカワ味噌は
新潟の種苗会社に問い合わせしてみました。
『よなよ』の豆はありますか?
どこの会社も
『ない』との返事。
社長は思いました。
これは、きっとウチらが
よそもんだから分けてくれないのだ…。
よしっ!
直接新潟まで行ってみよう…。
種苗会社から渡された大豆は日に焼けていた
新潟まで車で行ってみて、
種苗会社にお尋ねしましたが、『よなよ』という豆は
やはりありませんでした。
種苗会社の方とお話して、
『どこから来たの?』
といわれ
『福井から』
とお答えしました。
種苗会社のオーナー様が
わざわざ遠いところから…と
ねぎらってくれました。
そして、唯一残っていた豆を
頂くことができました。
その数約100粒ほどでした。
5年くらい放置されていた豆であって、
大豆が日に焼けて変色していました。
この豆で枝豆とお味噌をお客様におとどけしたい
発芽できるかどうかわからない豆を
とりあえず自社畑で植えてみることにしました。
そうすると芽が生えました。
この時は大豆の生命力にただ、
感謝しました。
そして、自家採取を3年ほどくりかえし、
大豆300キロ分ほどの
種ができるようになりました。
2010年は
お客様に枝豆とお味噌が
お届けできればと思い、
『大豆畑からの味噌作り』を
実行中でございます。
